例年よりも早く満開となった校庭のソメイヨシノもすっかり葉桜となり,校庭では色とりどりのチューリップがきれいな花を咲かせています。

 22日(日)は,学習参観,PTA総会,学年懇談会,そしてPTA歓送迎会と,大変ありがとうございました。学習参観では,進級してまだ1ヶ月も経っていませんが,新しい担任の先生にも慣れ,ちょっぴり大人になって,真剣に授業に取り組むお子さんの姿を見ていただけたと思います。少し緊張しながらもお家の方々に見守られ,うれしそうに授業に取り組む子どもたちの笑顔が印象的でした。PTA総会では,すべての議題が承認され,30年度のPTA活動も,新役員の皆様を中心として順調なスタートを切ることができました。

 ところで,「親」という字を辞書で調べてみると,「進んで目をかける,したしむ」の意味が記されています。また,「親」という字は,「木の上に立って見る」という考えがあります。現代は以前に比べて各家庭の子どもの数が少なくなり,昔のように兄弟がお世話をするという関係が少なくなりました。親は,少ない子どもに対して,手取り足取り細かいところまで手をかけすぎると言われます。そこで,こまごまと子どもに口出しするのではなく,高い木に登り,大所高所から見て,子どもを育てることの大切さを教えてくれているように思います。

 一方で,「親」という字は,「立てた木を見る」という考えもあります。子どものために苦労して植えた木が育つのを楽しみにして見るという意味です。日本には,女の子が生まれると,桐の木を植える地域があるそうです。何年か経ってその娘さんがお嫁に行くとき,大きく成長した桐の木でタンスを作って持たせる。その娘さんが母親となって女の子を産んだ時には,同じようにする。このように親子代々,子を思う親の心が受け継がれていきます。何か,ほのぼのとする日本の親子関係です。どちらの考え方も一理あるものです。皆さんはどのようにお考えでしょうか。

 子どもは,親の愛だけでは育ちません。学校だけでも育ちません。地域の方々の見守りや声がけも大きな力です。家庭,学校,地域がともに連携し,連絡を取り合って育てていく必要があると考えています。今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

 

校長 永沼 昌一